スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ニュースレター 09年春号 その1

2009年04月08日 18:02

ウィメンズ・ウィングでは年に1回、ニュースレターを発行しています。
何回かに分けて掲載します。
soratobu.jpg
〈巻頭コラム〉正しくない働き方    
                   理事:岩楯 堪子
最近、新聞、テレビ等で「派遣」が取り上げられない日はない。未曾有とかいう経済危機に見舞われて以来、あたかも目新しいことのようにその労働条件や働き方の実態が報道されている。派遣だけでなくパートタイム、アルバイト、期間労働などひっくるめて「非正規雇用」「非正社員」と表現される。当然「正規雇用」「正社員」に対する「非正」であるからには、正しい働き方ではないということなのだろうか。
私たち女性にとってそれは特別目新しいことでなく、ごくありふれた働き方だ。結婚や出産で一旦仕事をやめた後は、もう選択の余地などなく非正規雇用に甘んじてきたのだ。しかし非正規の収入では自立は難しく、正規への道は遠い。精神的、社会的に自立出来ても肝心の経済的自立は果たせない。最も解決が難しい女性問題だろう。経済的自立を果たしている女性はどの位いるのだろうか。私は常に親や夫に扶養されてきており、一度も経済的に自立したことはない。女性問題を学び、自立をテーマにしてきたが、経済的自立は未だにどうしても越えられない高い壁だ。
DV被害者の場合、やっとの思いで夫の元から逃れシェルターに入っても、そのうち17%はまた夫の家に戻っている。(2007年度 千葉県女性サポートセンター調査)その理由はいろいろだろうが、経済的自立の困難さが大きな要因であることに間違いはない。
長く女性問題だったものが今、「男性にとっても問題」となり、ようやく「社会問題」として解決への方策が語られ始めている。日本では何事も「男性の問題」にならなければ本気で解決されることはない。まあそれでもいい。良い方向に向かうならば、私たち女性にとっても問題は解決されるだろう。                                          



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。