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DV相談窓口、生理用品に記載して…長男失った女性訴え

2009年09月10日 15:04

DV被害者の女性が、生理用品のメーカーに、生理用品に相談窓口の記載をしてもらいたいと依頼し、インターネット署名活動をはじめました。

確かに生理用品は盲点です。とにかく目につくいろいろな場所に、「いつでも相談できる」というメッセージがあれば、急に思い立ってもTELすることができ、被害者の命が救われることもあるのです。

「DV(ドメスティックバイオレンス)被害の相談窓口を、加害者の目につきにくい、生理用品の外装フィルムに記載いただけませんでしょうか」。兵庫県の女性(47)は生理用品を売る東京の大手メーカーに、こんな手紙を書き続けている。自身もDV被害者。それは、当時15歳の長男が元夫に殺害されるという最悪の結末で終止符を打った。1人で背負い込まず、だれかに相談していたら……後悔してもしきれない思いが背中を押す。

 元夫は03年3月、長男を刃渡り約11センチのサバイバルナイフで刺し殺し、殺人罪で懲役12年の判決を受けた。

 以前はごく普通の仲の良い家族だった。食卓には笑い声が響き、年に数回は旅行に行った。だが元夫は仕事などが原因で神経症になり、ささいなことで逆上するようになる。12年前から4年間、DVの被害を受け続けた。

 「全部お前のせいやっ」。たまに殴られることもあったが、病気が原因で、自分が至らないのが悪いと思った。だが元夫の行動はエスカレートした。夕食が5分遅れた、車の中にツメ切りがない、バイクの免許試験に落ちた……怒鳴り、家の物を壊し、手がつけられない。

 恐怖に耐えきれなくなり家を出た。だが13歳だった長男は「パパのそばにいてあげたい」と残った。長男は何度か「ママと一緒に暮らしたい」と伝えてきた。元夫から「包丁、買うた」と脅されていた。長男を奪ったら、どんなことになるかわからないとおびえた。

 そして高校入学目前、長男は殺された。死後、元夫が長男に日常的な暴力を加えていたことを知る。長男は最後までそれを口にしなかった。

 昨年秋。山梨県であったDV防止のシンポジウムで長男の被害を紹介してほしいと頼まれ、写真などを提供した。見に行くと、DVについて説明したパネルがあった。「加害者に心を支配されることもある。怖いと感じたら、それがDV」。ドキッとした。まさに、私や。自分を押し殺し、元夫におびえ続けたのはDVそのものではないか。

資料を読みあさった。DV被害者は、加害者にコントロールされて自分が悪いと信じ込み、事態を悪化させる。早く気づいていたら。自分のような人に、自分が受けているのはDVだと気づいてもらう方法はないか。

 考えたのが、女性だけが手にする生理用品に相談窓口を掲載すること。「バッグやポケットにしのばせて、外へ出た短い時間で電話できる。毎月手にするものだから早い段階で気づくこともできる」。昨年末、思い切ってメーカーに手紙を出すと、「検討する」と返事が来た。

 今年2月から、署名サイト(http://www.shomei.tv/project-769.html)でネット署名を募り、これまでに200人余りが応じた。目標の1万人は遠いが、長男が応援してくれていると信じて呼びかけ続ける。
(asahi.com 9月2日)




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